高ちゃんと2人で中華料理屋でそんな話しをしていた。
数日船で一緒だっただけなのに家に泊めてくれたゲイのおっさんとペルー人のおっちゃん。
バスが国境に着くのが夜になって、近くにホテルも無いという時に泊めてくれたインディヘナのおばちゃん。
コロの宿の人も凄くいい人だったし、コロで強盗に遭った後に宿まで送ってくれた警察官もいい人でご飯を奢ってくれた(ベネズエラの警察は悪いことで有名なのに)。
どこの国でも地元の人達はいい人が多い。特にコロンビアはみんなフレンドリーで感じが良かった。
そして今日も一人、良い人が現れた。
今日赤道博物館に行った後にT/Cを両替しようとカサ・デ・カンビオ(両替所)を探して新市街を歩いていると、一人の男が話しかけてきた。
その男とは、昨日真輝君がiPodを買いたいというので一緒に付いて行ったショッピングモールで初めて出会った。
ショッピングモールを歩いていると、その男が話しかけてきた。どうやら、日本に親戚がいるとかで日本人は友達だということらしい。
その男と、今日新市街を歩いていたら偶然道端で出会った。
どうやら一緒にT/Cを両替できる場所を探してくれるらしい。
途中でその男の友達も合流して4人で探したのだが、もう夜なのでカサ・デ・カンビオは閉まっている。
カジノで両替ができるらしいのだが手数料が10%くらいかかるらしく、ホテルヒルトンは$50までしか受け付けてくれなかった。
それにしてもこの$1000T/Cは実に使い勝手が悪い。
$1000を両替すると現地通貨で来るのは勿論のこと、エクアドルの銀行は現地通貨がUS$なのにも関わらず、どこも$1000のT/Cは受け付けてくれない(大抵$200くらいまで)。
アメックスのオフィスもあるのだが、両替は行っていないらしい。
仕方なく手数料は2%~3%と若干高いがカサ・デ・カンビオに行くのだけど、ここもそんなにお金を置いていないらしく昨日行った時には『金が無いから明日来てくれ』と言われた。
まぁ、$1000なんてT/Cを買う方が悪いんだろうけど。
ちなみに、$50と$100の紙幣もエクアドルでは大きすぎてどこも受け取ってくれないので注意。
結局1時間程付き合ってもらったが今日もT/Cは両替できなかった。
T/Cの両替は諦めてご飯でも食べに行こうかと高ちゃんと話していると、男が『ビールを1杯奢ってくれ。』と言ってくる。
1杯くらいならいいかと思い、一緒に中華料理屋に入り2人にビールを奢った。
男はさっき『タバコを買ってくると言って出て行き、男の友達は気付いたら居なくなっていた。
今は男の帰りを待ちながら『良い人が多いね~。』なんて話していたのだが、それにしても男はなかなか帰ってこない。
そして気付く。
・・・俺、カメラどうしたっけ?
そういえば男がさっき『写真が好きだから見せてくれ。』と言われてカメラを見せた後にテーブルに置きっぱなしにしてたよな。
テーブルに無い!カメラ盗られた!!!
買って3日目にして盗られた・・・
それにしても全然気付かなかった。お見事としか言いようが無い。
あぁ、全然良い奴じゃなかったじゃん。
そういえばこれまでも、高ちゃんがイキトス行きの船の中で携帯とお金盗まれたり、ベネズエラでは強盗に遭ったり、今日宿で出会った人はバスの中でカバン切られて財布抜かれてたし、真輝君もバスの中でスリにお金すられたっぽいって言ってたし、高ちゃんが出会った旅人は1年半で3回拳銃突き付けられたらしぃし・・・
めっちゃ危険じゃん、南米。
保険に入ってるんで盗難証明書をもらいに警察に行くと、馴れた手つきであっさりと証明書が発行される。
しかも、他の人の証明書めっちゃあるし。
めっちゃ危険じゃん、南米。
そしてでた結論は・・・
それでも、これからも人を信じて旅をしていこう。
警戒してばかりだとせっかくの旅がつまんなくなるから。